リラックス

上がり症を治すレゾナンス呼吸法

テスト、スピーチ、プレゼン、試合・・。
私達は、日常生活の中で非常に緊張する場面がいくつかありますよね。
その度合いも人それぞれです。
この緊張感、程良いものであれば大変良いのですが、中には「緊張しすぎて、普段の力が発揮できない!!」という人も多いのではないでしょうか。
せっかく実力があるのに、本番の緊張でその成果が半分も出せないというのはもったいないですよね。そこで、今回は、簡単に出来る平常心に戻すためのトレーニングをご紹介したいと思います。

レゾナンストレーニングとは

簡単にいえば呼吸法のトレーニングです。息という漢字を見ても分かるように、息は「自らの心」と書きます。
つまり、息を正しくコントロールすることは、そのまま「心」をコントロールすることになるということです。

そもそもレゾナンスとは?

レゾナンス(resonance)を辞書で調べると「同調・共振・共鳴」という意味になります。

心と体のバランスが保たれ同調することで本来の平常心に戻るということです。





リラックス状態とレジナンス状態の違い

レゾナンス

リラックス状態とは副交感神経(α波)が緊張する時に働く交感神経(β波)に勝っている状態の事を言います。
それに対し、レジナンス状態とは、一定間隔でこの交感神経と副交感神経が切り替わる状態を言います。

試験や、試合、スピーチ等の時は、ある程度の緊張が無ければ、直観力や瞬発力が働きません。
そのために、このように「自分の実力を発揮しないといけない!」という時には、「リラックス状態」よりもむしろ「レゾナンス状態」になることが必要になるのです。

適度な緊張を呼吸でコントロールすると、頭は冴えているが、心は落ち着いているといった理想的な状態(平常心=レゾナンス状態)を作ることが出来るのです。

レゾナンス状態を作るには

息を吸う時に働くのが交感神経(β波)で、逆に吐くときに働くのが副交感神経(α波)と言われています。
以下の基礎呼吸トレーニング、呼吸(交感神経と副交感神経の切り替えを行う)を一定のリズムで行ってみましょう。

  1. 姿勢を正して椅子に座る
  2. みぞおちに意識を集中する
  3. 5秒間で鼻から息を吸って、同じく5秒間で口から息を吐く

この方法は腹式呼吸を意識して行います。
出来れば1日3回、朝、昼、夜に5分から20分かけて行うのが理想ですが、難しい場合は、朝と夜だけでも行うようにしましょう。
この訓練を繰り返すことで、本番で緊張した時も平常心を取り戻せるようになると言われています。

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