皆さんは「メガフェップスダッパムシー」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
動詞には形を変えることで、様々な品詞の働きをするものがあります。
- 不定詞
- 副詞・名詞・形容詞の働きをするもの
- 動名詞
- 名詞の働きをするもの
- 分詞
- 動詞が形を変えて形容詞の働きをする
- 分詞構文
- 動詞の形を変えることで副詞の働きになる
「不定詞」も「to + 動詞」で「~すること」と「名詞」の働きをすることが出来ます。
しかし、どのような「動詞」でも「不定詞」と「動名詞」の両方が使えるとは限りません。
動詞によっては、「後ろに動名詞だけをとる」というルールもあります。
今回ご紹介するのは、動詞の後ろに動名詞しかとらない特別な単語です。
megafepsdapamsc
- mind Ving・・・・・~することを気にする
- enjoy Ving・・・・・~することを楽しむ
- give up Ving・・・・・~することを諦める
- avoid Ving・・・・・~することを避ける
- finish Ving・・・・・~することを(終わらせる)
- escape being VPP・・・・・~されることを逃れる
- postphone(put off) being VPP・・・・・~することを延期する
- stop Ving・・・・・~することを止める
- deny Ving・・・・・~することを否定(否認)する
- admit Ving・・・・・~することを認める
- practice Ving・・・・・~することを練習する
- advise Ving・・・・・~することを忠告する
- miss Ving・・・・・~することを逃す(~しそこなう)
- suggest Ving・・・・・~することを提案する
- consider Ving・・・・・~することを熟考(よく考える)する
※上記の頭文字「megafepsdapamsc」です。
「メガフェップスダッパムシー」とは、後ろに動名詞を取る動詞の頭文字だけを読んだものです。
これら後ろに不定詞を目的語として置くことが出来ない単語、数は多いですが、すべての頭文字を並べて「メガフェップスダッパムシー」と呪文のように覚えてしまいましょう。
動名詞、不定詞について補足
ちなみに、escapeの場合は受け身になっているので be動詞 + 過去完了形 となります。
目的語に不定詞を置くか、動名詞を置くかは目的語によって変わってきます。
一つの目安として以下のように覚えましょう。
- 動名詞
- 目的語が「すでに起こってしまった事柄」や「実際に行っている行為」の事
- 不定詞
- 目的語が「まだ起こってない(未来の)事柄」の事
他にも、後ろに不定詞しか置けない動詞やどちらでも対応できる動詞もあります。
後ろに動名詞だけが来るものを覚えて、次に不定詞しか来ないものを覚えて、両方で意味の違うものを覚えてと全部を一気に覚えるのはとても大変だと思います。
この「メガフェップスダッパムシー」は意外と覚えやすい音のように思えます。
動名詞の方だけでも覚えておくと、この単語が出てきたときに「ん?これは後ろに動名詞しかこないな」と分かるので、選択問題等では有利ですよね。
単語だけでは覚え辛いと思うので、一つ一つ簡単な具体例を考えて覚えていくと覚えやすいのではないでしょうか?